2003.6.14

+++ 気になる映画 SUPER 8 +++

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このページはBGMつきです。FlashPlayer6 をインストールして聞いてください。DownLoad

 

2001年/イタリア・ドイツ/92分
監督・出演:エミール・クストリッツァ
   出演:ノー・スモーキング・オーケストラ
      ジョー・ストラマー
 

映画「黒猫白猫」で無類の才能を万人にしらしめた、旧ユーゴスラビアの彗星、エミール・ クストリッツァ(覚えられへん)監督がギターを担当するるバンド「ノー・スモーキング・オーケストラ」の音楽ロードムービー。クストリッツァ出演・監督作品。

バンドの音楽は旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)の歴史的政治的背景の影響を受けているものと思われる。基本はジプシー音楽だと思うのだが、そこにクラッシックやジャズ、その他あたしの知らないものが混じっている。(詳しくは、http://www.super8-jp.com/orchestra/index.html
独特のちょっとへんてこで滑稽で悲しげで楽しげな音楽。洗練されていない音が頼もしい。(ちょいダサイか??という曲も結構ある。そこもまぁカワイイ。)

映画は2000年に大成功をおさめたバンドのコンサート・ツアーの模様から始まる。 バンドにまつわる映像は、ごちゃごちゃとしたやりとりと、ツアーの様子とメンバーのプライベートが絡められる。その間に移動中の街が写る。クストリッツァは1度か2度程、その中で「美しき友情の始まりだ」と言う。「友情」なんていう言葉、たいていの人の口からでても薄っぺらい響きがするだけなのだが、ひげずらで飲んだくれのこの人の言うこの言葉はあまりにも味があり、カッコイイ。

東欧というあたしには未知な世界の、旧ユーゴスラビアという国で、政治的歴史的に複雑で不合理な環境の中で、人生の悲しみをおかしみに変えるスバラシイ技の持ち主。少し生きにくいが故に見えてくるものを、飲んだくれのおっちゃん達が映画、音楽というカタチにして遊んでる。スゴイ才能です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

+ home +